カバー写真 (装幀=松田千広)

内容一覧

日本語版への序文

プロローグ キルケゴールの策略

序 章 聞き手の技術としての社会学

第一章 空から落ちる

第二章 家から離れたホーム

第三章 愛を刻み込む

第四章 目によって聞く

第五章 ロンドンコーリング

結 論 生きた社会学

エピローグ 技能

解説 レス・バックの「社会学的思考力」(小笠原博毅)

索引


著者紹介
レス・バック(Les Back)
1962年、ロンドン生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス校社会学部教授。都市論、人種論、エスノグラフィーの視点からロンドンの若者文化における多文化状況を鋭く分析してきた。本書のほか代表的な著作としてOut of Whiteness: Color, Politics, and Culture(2002年、University of Chicago Press、Vron Wareとの共著)、New Ethnicities and Urban Culture: Racisms and multiculture in young lives(1996年、UCL Press、のちRoutledgeより再版)など。また2009年Cultural Studies誌上でスチュアート・ホール氏と対談を行っている。

訳者紹介
有元 健(ありもと たけし)
1969年、北九州市生まれ。国際基督教大学教養学部准教授。ロンドン大学ゴールドスミス校社会学部博士課程修了。社会学Ph.D。現代社会の身体文化、特にスポーツをテーマにして、人々のアイデンティティの構築を研究している。小笠原博毅との共編著に『サッカーの詩学と政治学』(人文書院、2005年)。論文に「スポーツとナショナリズムの節合について」(『現代スポーツ評論27』創文企画、2012年)など。訳書に『文化理論用語集』(本橋哲也との共訳、新曜社、2003年)など。

解説者紹介
小笠原 博毅(おがさわら ひろき)
1968年生。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科教員。ロンドン大学ゴールドスミス校博士課程修了。社会学Ph.D。研究関心は近現代の人種的思考とそのオルタナティヴとしての海賊思想。レス・バックは、サッカー・ファンダムにおけるセクト主義と人種差別をテーマとした博士論文の副指導教員だった。共編著に『サッカーの詩学と政治学』(人文書院、2005年)、編著に『黒い大西洋と知識人の現在』(松籟社、2009年)、論文に「カルチュラル・スタディーズの終り」(『年報カルチュラル・スタディーズ』2013年)など。